大型ハーレーは、そのかっこいいデザインと圧倒的な存在感で、多くのライダーを魅了し続けているアメリカンスタイルのバイクです。特にハーレーダビッドソンの大型モデルは、伝統のVツインエンジンや個性的なスタイリングが特徴で、ツーリングからカスタムまで幅広い楽しみ方ができます。
しかし、初めて大型ハーレーを購入する際には、どの車種を選ぶべきか、値段の相場はどのくらいか、維持費はどれくらいかかるのかなど、気になるポイントが多いはずです。さらに、大型二輪免許の取得方法や、初心者向けの教習車でのハーレーの有無、女性ライダーでも扱いやすい女性向け大型モデルの選び方も重要です。
また、新車と中古のどちらを選ぶべきか、大型店舗での購入がおすすめなのか、信頼できる販売店の見極め方も知っておきたいところです。特に、パワフルな走行性能を誇る1800cc価格のモデルは、ハーレーならではの迫力を楽しめる一方で、維持費や乗りこなしのコツも押さえておく必要があります。
この記事では、大型ハーレーの魅力や選び方、人気車種の特徴、価格相場、維持費、免許取得の方法などを詳しく解説します。初心者からベテランまで、ハーレーに興味のある方が知っておくべき情報をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
- 大型ハーレーの魅力や特徴、人気モデルについて理解できる
- 購入時の値段相場や中古市場の動向について知ることができる
- 維持費や免許取得の方法、大型二輪の基礎知識を学べる
- 教習車の有無や女性でも乗りやすいモデルの選び方が分かる
大型ハーレーの魅力と選び方
- 大型ハーレーはなぜかっこいいのか?
- ハーレーダビッドソン大型モデルの特徴
- 人気車種とその魅力 1800ccの価格相場
- 教習車としてのハーレーはあるのか?
- 女性でも乗れる車種はある?
大型ハーレーはなぜかっこいいのか?

大型ハーレーが「かっこいい」と評価される理由は、その独特なデザイン、存在感のあるエンジン、そしてブランドの歴史にあります。これらの要素が組み合わさることで、他のバイクにはない魅力を生み出しています。
まず、大型ハーレーのデザインは圧倒的な存在感を放ちます。低くワイドな車体、クロームメッキの輝き、大口径のタイヤなど、視覚的なインパクトが強く、どこを走っても注目を集めるデザインです。特に、ハーレーならではのクラシックなスタイルとカスタムの幅広さが、多くのライダーを惹きつけています。
次に、ハーレー特有のエンジンサウンドが魅力の一つです。Vツインエンジンから生み出される独特の鼓動感と重低音は、他のバイクでは味わえません。アイドリング時の「ドコドコドコ」という振動や、アクセルを開けたときのパワフルなエンジン音は、乗る人だけでなく周囲の人々にも強烈な印象を与えます。
さらに、ハーレーダビッドソンのブランド自体が「かっこいい」というイメージを確立しています。1903年に創業された歴史あるメーカーであり、アメリカンバイクの象徴ともいえる存在です。映画やドラマにも登場し、長年にわたり「自由」や「男らしさ」の象徴として描かれてきました。この背景が、多くの人に「ハーレーに乗ること=かっこいい」と感じさせる要因になっています。
一方で、ハーレーのかっこよさを維持するためには、定期的なメンテナンスや手入れが欠かせません。エンジンオイルの管理やクロームパーツの磨き上げなど、オーナーの愛情と手間が必要になります。しかし、その努力があってこそ、ハーレーの美しさと存在感が際立つのです。
このように、大型ハーレーはデザイン、エンジンサウンド、ブランドの歴史が組み合わさることで、唯一無二のかっこよさを持つバイクとして多くのライダーに愛されています。
ハーレーダビッドソン大型モデルの特徴

ハーレーダビッドソンには多くのモデルがありますが、その中でも特に人気の高い車種はいくつかの共通した魅力を持っています。デザインの美しさ、パワフルな走行性能、そしてカスタムの自由度が、それぞれのモデルの特徴として挙げられます。ここでは、特に人気のあるハーレーモデルと、その魅力について紹介します。
1. XL1200X フォーティーエイト – シンプルで力強いスタイル
フォーティーエイトは、ハーレーの中でもコンパクトで扱いやすいスポーツスターモデルの一つです。
- 低いシート高(710mm)で、足つきが良く初心者にも扱いやすい
- フロントのファットタイヤがワイルドな印象を与える
- 1202ccのVツインエンジンで、街乗りでもパワフルな走り
シンプルながらも無骨なスタイルが特徴で、特にカスタムベースとして人気が高い一台です。
2. XL883N アイアン883 – 初心者にもおすすめの軽量モデル
スポーツスターシリーズの中でも、軽量で扱いやすいのがアイアン883です。
- ハーレーの中では比較的軽量(252kg)で、取り回しがしやすい
- クラシックなデザインとブラックアウトされたスタイリングがクール
- 空冷Vツインエンジンの鼓動感が楽しめる
小柄なライダーや女性ライダーにも人気があり、「ハーレー初心者の第一歩」として選ばれることが多いモデルです。

3. FXLRS ローライダーS – 高性能な走行性能とカスタムスタイル
ソフテイルシリーズの中でも、高い走行性能を誇るのがローライダーSです。
- 1923ccのミルウォーキーエイトエンジンを搭載し、加速力が抜群
- アグレッシブなブラックアウトデザインが個性的
- ハンドリング性能が良く、スポーツ走行も楽しめる
ローライダーSは、走りにこだわりたいライダーにおすすめのモデルです。
4. FLHXS ストリートグライドスペシャル – 快適なツーリングモデル
ストリートグライドスペシャルは、長距離ツーリングに最適なツーリングモデルです。
- カウル付きフェアリングで、高速走行時の風の影響を軽減
- サドルバッグを標準装備し、ツーリングに必要な荷物を収納できる
- ミルウォーキーエイト114エンジン(1868cc)で、力強いクルージングが可能
ロングツーリングを快適に楽しみたいライダーに最適な一台です。
5. FLFBS ファットボーイ – 迫力のあるアメリカンクルーザー
ファットボーイは、映画『ターミネーター2』にも登場したアイコニックなクルーザーモデルです。
- 太い前後タイヤとディッシュホイールが圧倒的な存在感を演出
- 1868ccの大排気量エンジンで、トルクフルな走りが楽しめる
- クロームメッキを多用したクラシックなデザインが特徴
ハーレーらしいスタイルを存分に楽しみたいライダーにぴったりです。
6. CVO ロードグライド – ハーレーの最上級モデル
CVO(カスタムビークルオペレーション)シリーズのロードグライドは、高級感とカスタムスタイルを兼ね備えた最上級ツアラーモデルです。
- 1923ccのエンジンとハイエンドオーディオを搭載
- 大型のカウルと収納スペースで、ロングツーリングに最適
- 限定生産モデルで、希少性が高い
ハーレーのフラッグシップモデルとして、特別な一台を求めるライダーに選ばれています。
ハーレーダビッドソンの人気車種には、それぞれ異なる魅力があります。
- スポーツスターシリーズ(フォーティーエイト、アイアン883)は、 軽量で扱いやすく街乗り向けです。
- ソフテイルシリーズ(ローライダーS、ファットボーイ)は、パワフルなエンジンとクラシックなデザインが特徴です。
- ツーリングシリーズ(ストリートグライドスペシャル、CVOロードグライド) は、長距離走行に適した快適な装備です。
自分のライディングスタイルや用途に合わせて、最適なハーレーモデルを選ぶことが重要です。
人気車種とその魅力

ハーレーダビッドソンには数多くのモデルがあり、それぞれ異なる魅力を持っています。特に人気の高い車種には、クラシックなデザインや力強い走り、そしてカスタムの自由度など、ハーレーらしい要素が詰め込まれています。ここでは、代表的な人気車種とその魅力を紹介します。
XL1200X フォーティーエイト
スポーツスターシリーズの中でも特に人気の高いモデルです。前後16インチのファットタイヤが特徴で、コンパクトなボディながら存在感のあるスタイルを持っています。走行性能も優れており、街乗りはもちろん、カスタムベースとしても幅広い層に支持されています。
FXLRS ローライダーS
ダイナシリーズから派生したソフテイルモデルで、力強い走りとクルーザースタイルを融合させたバイクです。ミルウォーキーエイト117エンジンを搭載し、トルクフルな走行を実現。ブラックアウトされたシンプルなデザインも人気の理由となっています。
FLHXS ストリートグライドスペシャル
ツーリングモデルの代表格で、ロングツーリングを快適に楽しむための装備が充実しています。大型のフェアリングやサドルバッグを備え、長距離移動でも疲れにくい設計になっています。オーディオシステムなどの快適装備も搭載されており、ゆったりとした走りを求めるライダーに最適な一台です。
XL883N アイアン883
初心者からベテランまで幅広い層に人気のあるスポーツスターシリーズのモデル。コンパクトな車体と扱いやすいエンジン特性が特徴で、カスタムパーツも豊富なため、自分好みに仕上げる楽しみがあります。マットなカラーリングやシンプルなデザインも魅力的です。
FLSTF ファットボーイ
映画『ターミネーター2』にも登場したことで有名なモデルで、圧倒的な存在感を誇ります。太いフロントフォークやディッシュホイール、大型のヘッドライトが特徴的で、クラシックなアメリカンスタイルを体現した一台です。パワフルな走行性能と独特のデザインが、多くのライダーに愛されています。
このように、ハーレーダビッドソンの人気車種には、それぞれ異なる特徴や魅力があります。街乗りを楽しみたい人、ロングツーリングを快適にしたい人、カスタムを楽しみたい人など、目的に応じて最適なモデルを選ぶことができます。
1800ccの価格相場

ハーレーダビッドソンの1800ccクラスのバイクは、大排気量ならではの圧倒的なトルクと走行性能を備えたモデルが多く、ツーリング性能やカスタムの自由度の高さも魅力です。このクラスのバイクを購入する際は、価格相場を把握しておくことが重要です。
新車の価格相場
ハーレーダビッドソンの1800ccクラスは、主にツーリングモデルやハイパフォーマンスなクルーザーモデルに多く見られます。新車の価格は300万円~450万円程度が相場となります。例えば、以下のモデルが該当します。
- FLTRX ロードグライド(約340万円)
- FLHXS ストリートグライドスペシャル(約375万円)
- CVOシリーズ(特別仕様車)(400万円以上)
装備の充実度やカスタムパーツの有無によって価格が変動し、高級モデルや限定モデルでは500万円以上になることもあります。
中古車の価格相場
中古市場では、新車よりも手頃な価格で1800ccクラスのハーレーを購入できます。一般的な相場は200万円~350万円程度ですが、年式や走行距離、カスタムの内容によって価格が変わります。
例えば、2010年代のツーリングモデルであれば、200万円台で探すことが可能です。一方、比較的新しい年式(2020年以降)のモデルや、人気の高いカスタム仕様車は300万円以上になることが多いです。
価格に影響を与える要素
1800ccクラスの価格は、以下の要素によって大きく変動します。
- 年式とモデルの人気度
新しい年式の方が高額になる傾向があります。 - カスタムの有無
フルカスタムされたバイクは高価になることがありますが、純正に近い方がリセールバリューは安定しています。 - 走行距離とメンテナンス履歴
走行距離が短く、メンテナンスがしっかりされている車両ほど高価になります。
購入時の注意点
1800ccクラスのハーレーを購入する際は、維持費や保険料についても考慮する必要があります。排気量が大きいため、燃費や税金、車検費用が高くなりがちです。中古車の場合は、メンテナンスの状態も確認しておくと、後々の修理費用を抑えることができます。
このように、1800ccクラスのハーレーは価格帯が広く、新車・中古のどちらを選ぶかによって費用が大きく異なります。予算や用途に応じて、自分に合った一台を見つけることが重要です。
教習車としてのハーレーはあるのか?

ハーレーダビッドソンが教習車として使用されているケースは、日本では非常に少ないですが、一部の教習所では採用されています。一般的な教習所では国産の大型バイクが主流ですが、ハーレーで教習を受けられる特別な環境も存在します。
日本での教習車としてのハーレーの現状
日本の多くの自動車教習所では、ホンダの「NC750L」やスズキの「GSR750」など、大型二輪免許向けの国産バイクが採用されています。これは、重量や取り回しのしやすさ、燃費の良さなど、教習に適したバイクだからです。
一方で、ハーレーダビッドソンは車重が重く、ハンドリングも独特なため、一般的な教習車としては適していません。しかし、一部の教習所ではハーレーを使用した特別な教習プログラムを用意していることがあります。例えば、ハーレーの正規ディーラーと提携した教習所では、ハーレーに特化したライディングスクールを開催することがあります。
ハーレーを教習車として使うメリットとデメリット
ハーレーで教習を受けることには、いくつかのメリットとデメリットがあります。
- 実際に乗りたいバイクで慣れることができる
教習車としてハーレーを使用すれば、大型二輪免許取得後もスムーズに運転できる。 - 低速トルクがあり安定しやすい
低回転からトルクがあるため、発進や低速走行がしやすい。
- 車体が重く取り回しが難しい
教習生にとっては転倒リスクが高く、取り回しに苦労することがある。 - 教習所が限られている
ハーレーを教習車として採用している教習所は非常に少なく、通える範囲で見つからない場合がある。
ハーレーでの教習を受けるには?
もし、ハーレーで教習を受けたい場合は、「ハーレーを教習車にしている教習所」または「ハーレーのライディングスクール」を探す必要があります。例えば、一部のハーレーダビッドソン正規ディーラーでは、免許取得後のライディングトレーニングとして、ハーレーに特化した講習を実施していることがあります。
また、海外ではハーレーが教習車として使われるケースが日本よりも多く、特にアメリカではハーレーの「Street 500」が教習車として採用されることがあります。これは比較的軽量なハーレーのエントリーモデルであり、初心者でも扱いやすい仕様になっているためです。
日本では、ハーレーが教習車として採用されることはほとんどありません。しかし、一部の教習所やライディングスクールでは、ハーレーを使った特別なプログラムを提供していることがあります。免許取得後にハーレーに乗りたいと考えているなら、こうしたスクールを利用するのも一つの方法です。
女性でも乗れる車種はある?

ハーレーダビッドソンは、大型バイクの中でも重量があり、車体サイズも大きいため「女性には扱いにくいのでは?」と考えられることが多いです。しかし、実際には女性でも乗りやすいモデルがいくつか存在し、体格や経験に応じた選び方をすれば快適に楽しむことができます。
女性ライダー向けのハーレーの特徴
女性でも乗りやすいハーレーには、以下のような特徴があります。
- シート高が低い
足つきが良く、停車時の安定感が増す - 車重が比較的軽い
取り回しがしやすく、取り回しの負担が少ない - エンジンがスムーズで扱いやすい
低速トルクがあり、無理なく発進・走行できる
これらの条件を満たす車種を選ぶことで、初心者や小柄な女性でも安心してハーレーを楽しむことができます。
女性ライダーにおすすめのハーレーモデル
以下のモデルは、特に女性ライダーに人気が高い車種です。
XL883N アイアン883
スポーツスターシリーズの中でもコンパクトで扱いやすいモデルです。シート高は約760mmと比較的低く、車重も252kgとハーレーの中では軽量な部類に入ります。シンプルなデザインとマットカラーのスタイリッシュさも人気の理由です。
XL1200X フォーティーエイト
こちらもスポーツスターシリーズの一台で、シート高710mmとさらに低め。太いフロントタイヤが特徴で、安定感のある乗り心地が魅力です。エンジンは1202ccと排気量は大きめですが、トルクがあり、無理なく走ることができます。
REBEL 1100 DCT(※ハーレーではなくホンダのモデル)
ホンダのレブルシリーズも、アメリカンバイクとして人気があります。レブル1100はDCT(デュアルクラッチトランスミッション)仕様を選べばクラッチ操作が不要となり、よりスムーズな走行が可能になります。
Street 750(海外モデル)
日本では新車販売されていませんが、海外では教習車としても使われることがあるハーレーのエントリーモデルです。排気量750ccと比較的コンパクトで、シート高も低いため、初心者や女性でも扱いやすいバイクです。
女性がハーレーを選ぶ際のポイント
- 実際にまたがって足つきを確認する
- 取り回しのしやすさを試す(押し引きのしやすさ)
- クラッチの重さやエンジン特性をチェックする
- ローダウンカスタムを検討する(純正シートやローダウンサスペンションで足つきを改善)
女性でも乗れるハーレーモデルは確実に存在します。特にスポーツスターシリーズやシート高の低いモデルは、初心者や小柄な方でも扱いやすく、多くの女性ライダーに選ばれています。試乗やレンタルバイクを活用して、自分に合った一台を見つけるのもおすすめです。
大型ハーレーの購入と維持にかかる費用
- 値段と中古市場の動向
- 購入できる大型店舗とは?
- 維持費とランニングコスト
- 大型二輪免許で乗れるハーレーの種類
- バイクとしてのアメリカンスタイルの魅力
- 大型ハーレーに乗るための免許取得方法
値段と中古市場の動向

ハーレーダビッドソンの価格は、新車・中古車ともに幅広い価格帯で展開されています。特に近年の中古市場では、需要の高まりやモデルの生産終了に伴い、一部の車種で価格が上昇傾向にあります。ここでは、新車の値段と中古市場の動向について解説します。
ハーレーダビッドソンの新車価格
ハーレーの新車価格は、モデルや装備によって大きく異なります。一般的な価格帯は以下の通りです。
- スポーツスターシリーズ(XL883N アイアン883 など)
約140万円~180万円 - ソフテイルシリーズ(ローライダーS、ファットボーイ など)
約200万円~350万円 - ツーリングシリーズ(ストリートグライド、ロードグライド など)
約300万円~450万円 - CVO(カスタムビークルオペレーション)シリーズ
約450万円~600万円以上
このように、エントリーモデルと高級モデルでは大きな価格差があります。新車で購入する場合、車両本体価格に加えてオプションやカスタム費用も考慮する必要があります。
中古市場の動向
中古市場では、人気モデルの価格が安定している一方で、生産終了モデルや希少モデルは価格が高騰する傾向があります。特に、空冷エンジンを搭載した旧型のスポーツスターや、ダイナシリーズのように生産が終了したモデルは、高値で取引されることが増えています。
中古価格の相場は以下のようになっています。
- スポーツスター(XL1200X フォーティーエイト など)
約100万円~180万円 - ソフテイル(ファットボーイ、ストリートボブ など)
約150万円~300万円 - ツーリング(ロードキング、ストリートグライド など)
約200万円~400万円
特に、人気のスポーツスターシリーズやダイナシリーズは、中古市場でも価格が高騰しやすいため、予算内で希望の車種を見つけるのが難しいこともあります。
中古ハーレーを選ぶ際のポイント
中古のハーレーを購入する際には、以下の点をチェックすることが重要です。
- 走行距離とメンテナンス履歴
低走行距離のものが良いとは限らず、しっかりメンテナンスされているかが重要 - カスタムの有無
過度なカスタムが施されていると、メンテナンスコストが高くなる可能性がある - 保証やアフターサポートの有無
ディーラー認定中古車であれば、一定の保証がついていることが多い

ハーレーダビッドソンの価格は、新車では約140万円~600万円と幅広く、モデルによって大きな差があります。中古市場では、人気モデルや生産終了モデルの価格が上昇傾向にあり、特にスポーツスターやダイナシリーズは高値で取引されることが多いです。中古車を選ぶ際は、メンテナンス履歴やカスタムの有無をしっかり確認し、自分に合った一台を見つけることが大切です。
購入できる大型店舗とは?

ハーレーダビッドソンを購入する場合、大型店舗を利用することで豊富な在庫や専門的なサポートを受けることができます。特に、ハーレーダビッドソンの正規ディーラーや、大型バイク専門店では、新車・中古車の取り扱いが充実しており、購入後のメンテナンス体制も整っています。
ハーレーダビッドソン正規ディーラー
ハーレーを新車で購入する場合、最も確実な選択肢がハーレーダビッドソン正規ディーラーです。全国各地に店舗があり、純正パーツやアクセサリーの取り扱いも豊富です。
- 最新モデルの試乗が可能
購入前に実際に乗ってフィーリングを確かめられる - メーカー保証が付いている
新車には保証がつき安心して乗ることができる - カスタムや整備のサポートが充実
ハーレー専門の整備士が対応するため長く安心して乗り続けられる
一方で、新車価格は高めに設定されているため、予算に応じた選択が必要です。
大型バイク専門店(中古車含む)
新車だけでなく、中古のハーレーを探している場合は、大型バイク専門店も選択肢の一つです。全国展開しているバイクショップや、大型の中古バイク販売店では、幅広い年式・モデルのハーレーが取り扱われています。
主な大型バイク販売店
- バイク王
全国に店舗を持ち、豊富な中古車在庫を取り揃えている - レッドバロン
会員制のメンテナンスサポートが充実 - SOX(バイカーズステーション)
輸入バイクの取り扱いが多い
- 中古車の在庫が豊富
価格の幅が広く、予算に応じた選択が可能 - 全国展開している店舗も多い
地域を問わず購入しやすい - 新車よりも価格が抑えられる
コストを抑えてハーレーを手に入れられる
ただし、中古車の場合はメンテナンス状態のチェックが重要になります。保証の有無や、過去の整備履歴を確認することがポイントです。
オンライン販売やオークションの活用
最近では、オンラインでハーレーを購入することも可能です。特に、バイク専用のオンラインマーケットや、個人売買サイトを利用すれば、通常の店舗よりも安価で購入できる場合があります。
- GooBike(グーバイク)
全国のバイク販売店が登録しており、豊富な中古ハーレーを検索可能 - BikeBros(バイクブロス)
ハーレー専門の検索機能があり、ディーラー販売の車両も多い - ヤフオク!やメルカリ
個人売買での出品があるが、状態の見極めが重要
オンライン販売のメリットは、選択肢が広がることですが、現車確認ができない場合が多いため、事前に詳細な情報を確認し、信頼できる店舗や出品者から購入することが大切です。
ハーレーダビッドソンを購入するには、正規ディーラー、大型バイク専門店、オンライン販売などの方法があります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、予算や購入後のサポートを考慮して選ぶことが重要です。特に、初めてハーレーを購入する場合は、正規ディーラーや専門店での購入をおすすめします。
維持費とランニングコスト

ハーレーダビッドソンは高級バイクとしてのイメージが強いですが、実際の維持費やランニングコストもそれなりにかかります。特に車両重量が重く、排気量が大きいため、燃費やメンテナンス費用、保険料などが国産バイクに比べて高くなる傾向があります。ここでは、ハーレーを維持するためにかかる具体的な費用を解説します。
1. 燃料費(ガソリン代)
ハーレーの燃費はモデルによって異なりますが、一般的な平均燃費は15km/L~20km/Lほどです。排気量が大きいモデルやツーリングタイプでは、さらに燃費が悪くなることもあります。
例えば、年間5,000km走行する場合(レギュラーガソリン 1L=170円と仮定)
- 燃費15km/Lの場合:約56,600円
- 燃費20km/Lの場合:約42,500円
市街地走行が多いと燃費が悪化しやすいため、ハーレーは長距離ツーリング向けのバイクとして活用する方が経済的です。
2. 自動車重量税・自賠責保険
ハーレーは大型二輪(400cc超)に分類されるため、自動車重量税と自賠責保険の支払いが必要です。
- 自動車重量税(初回新車登録時):約4,900円(3年分)
- 自賠責保険(24か月契約の場合):約9,270円(※2024年時点)
これらの費用は車検と同時に支払うことが多いため、車検費用と合わせて計算しておく必要があります。
3. 車検費用
ハーレーは新車購入から3年目、その後は2年ごとに車検が必要になります。車検費用は以下のような内訳になります。
- 法定費用(重量税・自賠責・印紙代):約20,000円~25,000円
- 整備費用(点検・部品交換など):約50,000円~100,000円
合計すると、車検のたびに約7万~15万円程度かかることが一般的です。特に、交換部品が多い場合や、カスタム車両の場合は費用が高くなることがあります。

4. 任意保険
大型バイクは事故時のリスクが高いため、任意保険の加入は必須と考えておいた方が良いでしょう。保険料は年齢や等級、補償内容によって異なりますが、年間3万円~10万円程度が相場です。
- 対人・対物無制限の基本プラン:約3万円~5万円
- 車両保険を含める場合 :5万円~10万円
ハーレーは車両価格が高いため、車両保険を付けると保険料が高くなります。ただし、盗難リスクが高いため、駐車環境によっては車両保険の加入を検討しておくと安心です。
5. メンテナンス費用
ハーレーはカスタムパーツが豊富で、多くのオーナーが定期的にカスタムやメンテナンスを行うため、一般的なバイクよりも維持費がかかることがあります。
- エンジンオイル交換(5,000kmごと):約8,000円~15,000円
- タイヤ交換(15,000kmごと):前後セットで約50,000円~100,000円
- ブレーキパッド交換(10,000kmごと):約10,000円~20,000円
これに加え、バッテリー交換やベルトドライブの点検など、ハーレー特有のメンテナンス項目もあります。特にエンジンオイルの管理は重要で、劣化したまま乗るとエンジンの寿命を縮める可能性があるため、定期的な交換が必要です。
6. 駐車場代・保管コスト
ハーレーは大型のため、駐車スペースを確保する必要があります。マンションや都市部ではバイク専用駐車場を契約するケースも多く、月額5,000円~20,000円程度の費用が発生します。
また、屋外保管の場合は防犯対策が重要です。バイクカバーやロック、監視カメラの設置など、防犯対策にかかる費用も考慮する必要があります。
7. カスタム費用(オプション)
ハーレーはカスタムパーツが豊富なため、多くのオーナーが自分だけの一台に仕上げる楽しみを持っています。ただし、カスタム費用は積み重なると大きな出費になるため、計画的に行うことが大切です。
- マフラー交換:約50,000円~200,000円
- ハンドルカスタム:約30,000円~100,000円
- シート交換:約20,000円~80,000円
カスタムにこだわると、購入時の車両価格以上の費用がかかることもあります。

ハーレーダビッドソンの維持費は、年間で20万円~50万円程度が目安になります。特に、車検費用、保険料、メンテナンス費用が大きな割合を占めるため、購入前にしっかりとシミュレーションしておくことが重要です。ハーレーは高い維持費がかかるバイクですが、その分長く乗り続けることで価値を実感できる一台です。
大型二輪免許で乗れるハーレーの種類

ハーレーダビッドソンは基本的に大型二輪免許(排気量400cc超のバイクを運転できる免許)が必要です。ほとんどのモデルが750cc以上の排気量を持っており、免許の取得なしには乗ることができません。ここでは、大型二輪免許で乗れるハーレーの代表的なモデルと、それぞれの特徴について解説します。
1. スポーツスターシリーズ(軽量で扱いやすい)
スポーツスターシリーズは、ハーレーの中では比較的軽量でコンパクトなモデルが揃っています。
- 初心者や女性ライダーにも扱いやすいサイズ感
- シート高が低めで足つきが良い
- カスタムの自由度が高く、個性を出しやすい
- XL883N アイアン883(883cc)
シンプルでスタイリッシュなデザイン - XL1200X フォーティーエイト(1202cc)
太いフロントタイヤが特徴
スポーツスターシリーズは、取り回しがしやすいため、大型二輪免許を取得したばかりのライダーにも人気があります。
2. ソフテイルシリーズ(クラシックで快適な乗り心地)
ソフテイルシリーズは、ハーレーらしいクラシックなデザインと快適なクルージング性能を備えたモデルが多いのが特徴です。
- リジッドフレーム風のデザインでクラシックなスタイル
- 大排気量のエンジンを搭載しパワフルな走り
- 振動を抑えるための快適なサスペンション
- FXLRS ローライダーS(1923cc)
走行性能の高さとアグレッシブなスタイル - FLFBS ファットボーイ114(1868cc)
映画『ターミネーター2』でも登場した象徴的なモデル
ソフテイルシリーズは長距離ツーリングにも向いており、大型バイクならではの走りを楽しみたいライダーにおすすめです。
3. ツーリングシリーズ(ロングツーリング向けの快適モデル)
ツーリングシリーズは、長距離移動に最適な装備を備えたモデルが中心です。特にウインドプロテクションが優れたフェアリングや、大容量のサドルバッグを備えているため、快適にロングツーリングを楽しむことができます。
- 風防が大きく、高速走行時の疲労を軽減
- 大容量の燃料タンクを搭載し長距離走行に適している
- 安定感のあるフレーム設計
- FLHXS ストリートグライドスペシャル(1868cc)
カスタムツアラーの定番モデル - FLTRX ロードグライド(1745cc)
フロントカウルが特徴的で風の影響を受けにくい
ツーリングシリーズは車体が大きく重量もあるため、取り回しには慣れが必要ですが、一度走り出せば抜群の安定感を発揮します。
4. CVOシリーズ(最上級グレードのカスタムモデル)
CVO(Custom Vehicle Operations)シリーズは、ハーレーの最上級グレードに位置するモデルで、高級装備と特別なカスタムデザインが施されています。
- 限定生産で希少性が高い
- 大排気量エンジンと最先端の装備を搭載
- 他のモデルにはない豪華なカスタムペイント
- CVO ストリートグライド(1923cc)
ハイエンドオーディオ搭載の豪華ツアラー - CVO ロードグライド(1923cc)
洗練されたデザインとパワフルなエンジン性能
CVOシリーズは価格が高めですが、特別なハーレーを求めるライダーには最適な選択肢です。
5. トライクシリーズ(三輪の安定感抜群のモデル)
トライク(Trike)シリーズは、前輪1つ・後輪2つの3輪構造を採用したハーレーです。
- 三輪構造により転倒のリスクが少なく安定性が高い
- 大容量の荷物スペースを備えており長距離ツーリングにも最適
- 大型二輪免許があれば運転可能(普通二輪免許では不可)
- FLHTCUTG トライグライドウルトラ(1868cc)
快適なツーリング性能と安定感のある走り - FLRT フリーウィーラー(1745cc)
シンプルなデザインで軽快な乗り味
トライクシリーズは、二輪バイクに不安がある方や、長距離ツーリングをより快適に楽しみたいライダーに向いています。
大型二輪免許を取得すれば、ハーレーダビッドソンのほぼ全てのモデルに乗ることができます。スポーツスターシリーズのような扱いやすいモデルから、ツーリングやCVOシリーズのような高級モデルまで、ライダーのスタイルに合わせた幅広い選択肢があります。初めてのハーレーを選ぶ際は、自分のライディングスタイルや用途に合ったモデルを検討することが大切です。
バイクとしてのアメリカンスタイルの魅力

アメリカンスタイルのバイクは、その独特なデザイン、快適な乗り心地、自由を象徴する文化的な背景など、多くの魅力を持っています。特にハーレーダビッドソンのようなアメリカンバイクは、世界中のライダーから愛され続けています。ここでは、アメリカンスタイルのバイクが持つ魅力を詳しく解説します。
1. 圧倒的なデザインと存在感
アメリカンバイクは、ロー&ロングなフォルムが特徴です。車体は低く長く設計されており、ゆったりとしたライディングポジションを実現しています。また、クロームメッキのエンジンやクラシックなフェンダー、ワイドなハンドルバーなど、細部にまでこだわったデザインが魅力的です。
特にハーレーダビッドソンのバイクは、伝統的なVツインエンジンを搭載し、メカニカルな美しさが際立っています。他のジャンルのバイクと比べても、圧倒的な存在感と個性を持っているのがアメリカンスタイルの魅力の一つです。
2. 乗り心地の良さと快適なクルージング性能
アメリカンバイクは、長距離ツーリングに適した設計がされています。足を前に投げ出すようなライディングポジションと、ゆったりしたシート形状により、長時間乗っても疲れにくいのが特徴です。
また、ハーレーのような大型アメリカンバイクは低回転から豊かなトルクを発生し、エンジンの鼓動を感じながらスムーズな走行が楽しめます。高速道路を一定のスピードでクルージングする際にも安定感があり、風の抵抗を考慮したフェアリング装備のモデルでは、さらに快適な走行が可能です。
3. カスタムの自由度が高い
アメリカンバイクは、他のバイクと比べてもカスタムの自由度が非常に高いのが魅力です。ハーレーダビッドソンをはじめ、多くのアメリカンバイクには豊富なカスタムパーツが用意されており、自分好みに仕上げる楽しみがあります。
例えば、以下のようなカスタムが人気です。
- ハンドルの変更(エイプハンガー、ドラッグバー など)
- マフラー交換(深みのある重低音を楽しむためのカスタム)
- シートカスタム(ローダウンシートやキング&クイーンシート)
こうしたカスタムの幅広さが、アメリカンバイクならではの楽しみ方の一つとなっています。
4. 文化的な魅力と「自由の象徴」
アメリカンバイクは、単なる移動手段ではなく、ライフスタイルや文化と深く結びついているのも大きな魅力です。映画やドラマ、音楽などで描かれる「自由な旅」や「バイカー文化」は、多くの人々にとって憧れの存在となっています。
例えば、映画『イージー・ライダー』では、広大なアメリカの大地をアメリカンバイクで駆け抜けるシーンが描かれ、多くのライダーに影響を与えました。また、ハーレーのイベントやミーティングでは、同じ趣味を持つライダー同士が集まり、コミュニティの一員としての楽しさを味わうことができます。
5. アメリカンバイクならではのエンジンサウンド
アメリカンバイクは、エンジンの鼓動感やサウンドにも特徴があります。特に、Vツインエンジンが生み出す独特の「ドコドコドコ」というサウンドは、多くのライダーを魅了しています。
- 空冷Vツインエンジンの鼓動感
アクセルを開けるたびに、エンジンの振動とともに迫力のある音が響く - マフラーカスタムによる個性的な音
社外マフラーに交換すると、さらに深みのあるサウンドが楽しめる
このように、エンジン音そのものが魅力となり、乗るたびに「アメリカンバイクらしさ」を感じられるのも特徴の一つです。
アメリカンスタイルのバイクは、圧倒的なデザイン性、快適なクルージング性能、カスタムの自由度、文化的な背景、独特のエンジンサウンドといった多くの魅力を持っています。単なる乗り物ではなく、「自由の象徴」としての側面を持つのが、アメリカンバイクならではの醍醐味です。
ライディングの楽しさだけでなく、バイクを通じたライフスタイルやカルチャーを楽しめるのが、アメリカンバイクの最大の魅力といえるでしょう。
大型ハーレーに乗るための免許取得方法

ハーレーダビッドソンの多くのモデルは、大型二輪免許が必要です。排気量750cc以上のバイクがほとんどのため、普通二輪免許では運転できません。ここでは、大型ハーレーに乗るための免許取得方法について解説します。
1. 免許の種類と必要な条件
ハーレーを運転するには、「大型自動二輪免許」が必要になります。これは、日本で排気量400ccを超えるバイクを運転するための免許で、以下の2種類があります。
- MT(マニュアル)大型二輪免許
クラッチ操作が必要な一般的な大型バイクを運転可能 - AT限定大型二輪免許
オートマチックトランスミッションのバイクのみ運転可能(ハーレーの一部モデルが該当)
ハーレーの大半はMT車のため、MT大型二輪免許を取得するのが基本となります。ただし、「レブル1100 DCT」(ホンダ)などのAT車はAT限定免許でも運転可能です。
2. 大型二輪免許を取得する方法
大型二輪免許を取得する方法には、「教習所に通う」方法と、「一発試験(飛び込み試験)」の2つがあります。それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。
方法①:教習所で取得する(一般的な方法)
最も確実で、多くの人が選ぶのが自動車教習所での免許取得です。普通二輪免許をすでに持っている場合と、持っていない場合で必要な教習時間が異なります。
教習所での取得にかかる時間と費用(目安)
所持免許 | 教習時間(技能/学科) | 費用目安(円) |
---|---|---|
普通二輪免許あり | 12時限 / なし | 10万~15万円 |
免許なし(普通免許もなし) | 36時限 / 26時限 | 20万~30万円 |
- 合格率が高い
指導員のアドバイスを受けながら練習できるため、試験の合格率が高い - 段階的にスキルアップできる
初心者でも無理なく大型バイクの操作に慣れることができる - 卒業試験に合格すれば免許取得が確定
免許センターでの技能試験が不要
方法②:一発試験(飛び込み試験)で取得する
試験場(運転免許センター)で技能試験を直接受ける方法もあります。すでにバイクの運転経験がある人や、コストを抑えたい人に向いています。
一発試験の流れ
- 指定の運転免許センターで申し込み
- 事前審査と適性検査を受ける
- 技能試験に合格すれば免許取得(学科試験が必要な場合あり)
- 費用が安い
受験費用(数千円~)だけで済むため、コストを抑えられる - 最短1日で免許取得が可能
一発で合格すれば、短期間で免許を取得できる
- 合格率が低い(10~20%程度)
独学で大型バイクを操作するのは難しく、試験に慣れていないと不利 - 練習環境がない
事前に試験コースを練習できるわけではないため、実践経験が少ないと難しい - 何度も受験する可能性がある
1回で合格できるとは限らず、結果的に費用がかさむことも
初心者の場合は、教習所で取得する方法が圧倒的におすすめです。一発試験は経験者向けの方法といえるでしょう。
3. 免許取得後に気をつけること
大型二輪免許を取得した後、実際にハーレーに乗る際には、取り回しや重量に慣れることが重要です。
- 低速走行のバランスを意識する
ハーレーは車重が250kg以上あるため、低速時のバランスが難しい - Uターンや発進時のコツを練習する
大型バイクは小回りが利きにくいため、広い場所で練習すると良い - いきなりツーリングに出ない
まずは短距離の走行でバイクに慣れることが大切
大型ハーレーに乗るには「MT大型二輪免許」が必要で、一般的には教習所での取得が最も確実な方法です。一発試験はコストが抑えられますが、合格率が低いため初心者には難易度が高くなります。
免許を取得した後は、ハーレーの重量や操作性に慣れるための練習をしっかり行い、安全にライディングを楽しむことが大切です。
大型ハーレーの魅力と選び方のポイント
- 低くワイドなデザインが圧倒的な存在感を生む
- Vツインエンジンの重低音が独特の鼓動感を演出
- ハーレーは歴史あるブランドでステータス性が高い
- スポーツスターは軽量で初心者向けのモデルが多い
- ツーリングモデルは長距離移動に適した快適な装備を搭載
- 1800ccクラスはパワフルな走行性能と高いカスタム性を持つ
- 日本でハーレーを教習車として使用する教習所は少ない
- 女性でも乗りやすいシート高の低いモデルが存在する
- ハーレーの新車価格は140万円~600万円と幅広い
- 中古市場では生産終了モデルの価格が高騰する傾向がある
- 正規ディーラーでは試乗やアフターサービスが充実している
- 維持費は年間20万円以上かかることが一般的
- 車検や任意保険、メンテナンス費用が高額になりやすい
- 大型二輪免許を取得すればほぼ全てのハーレーに乗れる
- アメリカンスタイルは自由なカスタム文化と深く結びついている